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第10話「明るいナショナル」


−−幕間エヴォエヴォ劇場−−

 「おいマグ聞いたか!? 『エヴォ』海外版発売の話しを!!」
 「なにッ!? 『メイド服』とか『つけ耳』(実在の装備品)と云ったフェティッシュに縁取られた世界観が海外に受け入れられるのかッ!?
 「それは…いやむしろ日本でもあんまり受け入れられないんじゃあ…」


例:「サボテンが言いました。『さぼってんなよ』」



 他にも「ファイト182」など、いったいどこをどうインターナショナルにしたらいいのか見当も付かないブツに溢れてるこの世界、そも英語では「ミンナオリン」や「ミンナマヒドクトール」といった、名が体を要らんほど表しまくるグッドなセンスはどうやっても表せまいゆえ、多少なれ味気ないものとなりそうである。
 ちなみに「ファイト182」とは、いちおう薬なのだが、本編中では生産終了となっている。どっかの冒険家二人組が砂漠の岩山で行方不明にでもなってCMが続かなくなったのだろうか。

 ともあれ海外版についてはスティングさんとこで紹介されてるので…って、筆者なにか、スティングさんの回し者か(←ESPの回し者かもしれない)。


 さて、ようやっと一時退却して戻ってきましたミューゼヴィル。
 「はああやっと帰って来れた…あ、ペッパー今日はもういいやバイバイベイベー」
 「…あの、前作から一度も報酬の分け前貰った記憶がないんだけど…気のせい?」
 「ちっとも気のせいさっ!!

 だから装備改良費とかマグの懐から出させといて、その上現金寄越せなど言わんでくれ頼むから。前作ではソレでなんやもう借金がちっとも返せなくてかくなる上は最近流行の商工ローンでも行くかという瀬戸際だったというに。


 「じゃあとりあえずホテル戻ってチェインを…そういやのび太帰ってきたかな」
 「…まだ…ひっぱるの…?」
 ちなみに途中から読んでネタもとが判らない人やなんとなく参照したい人のためにリンクしておきます。体験版記前編と、本編第3話参照。ドラえもんにそういう話しがあったのだ。

 というわけで帰り際にソシエテ職員寮によってみると、あにはからんや、
 「居るじゃんのび太! さあ逆立ちして町内一周が君を待ってるぜッ!? 鼻でスパゲッティ食べる機械出してもらうのも可ッ!!」
 「ここに置いておいたねるねるねるね(コーラ味)がなくなってる…」(註:実際にはそんなブツではありません)
 「無視かい…しかもそれ、なんか保存しておくには割と不適切な食い物のような気がする」(練って練る練る練る練る練らなければ大丈夫)

 なんかもう最初に出会った際の会話は何処へやら、全く脈絡のない反応を返してくれるこの女工作員。せっかく「怪奇! 逆立ちで夕暮れの街を歩く女の正体とは!?」などと「特ホウ王国」に送ろうか(←もう放送してません)と楽しみにしてたのにこの結果、さてはどこかの秘密結社に改造手術でも受けて記憶をなくしたのだろうか。いやしかし、ソシエテの女性職員のモデルは2パターンしかないので、実はクローン人間かなんかなのかもしれない。しかしそうなると受付のリサ嬢もクローン人間である。

 「ちなみに、ねるねるねるねは水の代わりにカロリーメイトで作ると地獄のような味になるらしいぞ?」
 「ならんでいいです」


 ともあれ再挑戦。先刻の帰り道で要らんほどレベルアップしたので、今度は逃げの一手、チェインを仲間にし、彼女のダッシュでもって15階までノンストップで駆け登る。途中何回か敵に絡まれたが、逃げるか必殺技で殲滅するかで実にあっさりと最上階まで登り切ることができた。アイテムとかは、固定ダンジョンで無くなったりしないゆえ、クリア後にまた取りにくればいいやと云うことでパス。
 「いやーやっぱ逃げはチェインだよなッ! これで万馬券さっ!!」
 「なんで競馬

 ちなみに前作では全員が最後列に居なければ逃げられなかったため、常に最前列特攻シフトの筆者パーティでは、不意を打たれた時以外そも「逃げる」は選択肢にすらなれない隠れコマンドだったのだが、今作はどこにいても速攻逃げられるので随分とラクになった。

 というわけで辿り着いたは最上階、変なロボットRが君を待つ!!…が、その前に、
 「それではチェイン! 役目ご苦労!! 一旦街戻ってグレ連れて来なきゃ」
 「じゃあなにか…アタイはただ逃げるためだけに呼ばれたのか…


ひとつマエエヴォひとつアト

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