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第4回「チャレンジャー」(前編)
ハドソン/1985年/ファミリーコンピュータ
−−幕間劇場−−
ジョ「…毎度ながらこのネタ選択ってどういう基準なんだ?」
エド「今回は『北へ。』と同じハドソンのゲームと云うことでこの上ないくらい共通点があるじゃないですか」
ジョ「いや…けど会社同じでもゲーム内容に共通点全くない気がするんだが…アレだ、『ひとつ火の粉の雪の中』と『魔術師オーフェン』のようにその間にいったい作者の身に何が起こったのか想像したら灰色の宇宙人とか出てきてそうな」
まあ15年もすれば会社だって宇宙の人だって変わるだろう。ソレはそうとハドソンと云えば高橋名人って今何してるのか。1秒間に16連射などホントにやったらそんなもんファミコンの処理能力で追いつくとは思えないのだが、いったいどう数えたのだろう。確か1987年、「16連射は改造パッド使ったイカサマで、高橋名人逮捕」と云うガセネタが日本中の小学生を沸かしたのだが、みな「やっぱり」と信用無いことこの上なかった記憶がある。
そんなわけで「チャレンジャー」である。ストーリーは、
エド「ある島の調査に向かった考古学者チャレンジャー(人名)が、何の理由もなく仕事放り出して悪の組織にさらわれた王女を助けるゲームです」
ジョ「お前のその解説、既にファンが付いてるらしいがソレで良いのか」
まあ実際、当時のゲームのマニュアルにあるストーリーは所詮子供向けと侮っていたのか、万事この調子である。敵の悪人がドン・ワルドラドで王女がマリア。火の玉がタマでカラカラ云う骨がカラで変な鳥がトリッペetcの、何と云うか当時のゲームのネーミングの模範例である。
ゲーム内容は4面構成で、1、3、4面が「スーパーマリオブラザーズ」や「スパルタンX」なカンジの、最近のゲームではあまり見ない横スクロールアクションで、2面だけ仲間外れで「ドルアーガの塔」や「聖剣伝説」系の見下ろし型アクションである。て云うかなんで2面だけあからさまに誰かのわがまま通したかのように違う構成なのだろう。ちなみに筆者クリアできたからここまで詳しく書けるのであって、1面もクリアできなかった「スペランカー」の回が今からえらい心配である。
エド「で…順に説明していくと、まず1面は列車が舞台のアクションです」
ジョ「先頭車両がスタートで先頭車両がゴールなんだよな」
エド「その説明で誰がどう理解できるんですか」
要するに、走ってる列車の先頭車両の屋根に飛び乗るとこから始まって、屋根伝いに敵を避けたりナイフで落としたりしつつ途中の車両から入ればいいのにわざわざ最後尾の車両まで行き、そこから列車内に侵入、今度は中を通って先頭車両まで戻ってドン・ワルドラドに列車から突き落とされる…までが1面である。屋根を移動している最中に列車から落ちると無敵状態でも当然死ぬ以上、普通に落とされてもやっぱり当然死ぬような気がするが、これでクリアなのだ。まあこれはザオリク使える癖にオルテガ見殺しにするドラクエ3パーティ同様、演出の都合というやつであろう。
しかし、問題はそんなところではない。当時このゲームをプレイした経験があれば誰もが思っただろう↓。
エド「さて長くなったので2面以降の解説は次回に持ち越します。おまけに素敵な裏技やなんかもあるかも」
ジョ「別に今更攻略する訳じゃないんだから逐一解説せんでも」
いやせっかくネタあるからには使い潰しておきたいので。ちなみにこれ、当時の資料(攻略マンガ。余程暇だったのか写真でなくマンガでいちいち攻略してある妙なブツ。喩えるなら『遊戯王』みたいなカンジ)探し出してきたので書きやすいったら。
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