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第13話「導かれし者たち・その４」

　ここから先は順序通りに行かないと進めないのでおとなしくサントハイムへ行く…前に実はリバーサイドとか海辺の村とかハバリアの北の孤島で変なペットと淋しく暮らす老人の家とかに寄って「小さなメダル」とか回収してるんですが、今回のメダルの賞品ってもらって嬉しいのかビミョーに中途半端ですよね。なんかこうお歳暮でもらった最高級ベルギー王室御用達バスタオルのような存在感。そんなバスタオル無さそうですがともかく必死で世界中駆け回って中年男の成金的超嗅覚＆性格の悪い老人の光る魔法と云う、もうルパン＆次元クラスのコンビネイションを駆使してかき集めたメダルに対する報いがその程度なのか王様。きっとはぐれメタルヘルム出し惜しみしてるんですよ王様。もう様なんか付けないで王どんでイイです。
　しかしこのバレンタインな時期よく耳にする「ベルギー王室御用達」ってそんな超弩級な威光があるんでしょうか。なんか耳に馴染みすぎてもはやあんまり有り難みもインパクトも無いのでいっそ「北の国家元首御用達」とかにすればイイのに。ダメですか。
　あと街の外に居てすら正確に他人の家のタンスの中のにおいを感知可能なトルネコの嗅覚ってなんなんでしょうか。そんな人として異常な成金の居る街にはボクは住みたくないですよ！？　でもブライのレミラーマもなんか日常ではあまり目にしたくないと思います。





　処でザ・もらって嬉しくない賞品と云えばエンドール〜ブランカのトンネルの記念イベントの賞品もカジノのコインと云う結果で最高級の嬉しくなさでしたよね。カジノは目玉商品の「はやぶさの剣」はピサロ仲間にすれば自動的についてくるのでもう有り難みが薄れたカンジ…。関係ないですが「ハヤブサのケン」って書くと何か途端に別のモノになるのでオススメです（←なんで）。

　そんなこんなで久々に訪れたサントハイムは魔物の巣窟と化していた…と云え、もはやこう見えて王家の墓ではぐれメタルを狩りまくってレベルを底上げしているパーティー、この程度の雑魚に遅れをとることはなく、あっさりとバルザックを倒す。またセオリー外れてるような気もするんですが、筆者はだいたいこの辺…具体的にはドラゴニットの集団がとても怖くなくなった時点で王家の墓でレベルアップし、以下クリアするまでノンストップなのでした。なのでバルザックなどもはやトルネコ２人連れてても余裕で倒せる状態。でも３人はちょっと自信ないです。ソレはそうと第６章のチキーラ＆エッグラと初めて戦った時、最後に立ってたのはアリーナとトルネコだけでした。対デスピサロ戦でさえずっと馬車で寝てたトルネコが飛び出さざるを得ないくらいギリギリな状況に追い込まれた時点でもうとっくに全滅を覚悟してたんですが…よく勝てたなあ。

　そんなこんなで宝物庫からアイテムを入手し、城下町サランで入手した情報により、次なる目的地はスタンシアラ！！…はもうとっくに用済みなので、一路バトランドへ向かうことに。途中フレノールで実は生きていたオーリンに再会したりレイクナバで成金自慢したりしつつかつて子供達行方不明事件の起きたイムルに着くと、何か宿屋に泊まった人がみな同じ夢を見ると云う話しになっていた。ソレたぶん集団幻覚です。もとい、要するにロザリー電波を受信してるだけなので（←要するなよ）まあ勇者的にはあんまり気にすることもないんですが。でもロザリー電波、なんで矛先がイムルなんでしょうね？　ロザリーヒルといちばん近いのは温泉町アネイルで、イムルはむしろ遠い方だし…距離が問題にならないならもっとこうエンドールやスタンシアラの宿屋に電波送れば話題性も抜群だと思うのになんでわざわざこんなど田舎。もしかしてロザリー何かイムルに個人的な恨みでもあるんじゃないか。

　ってことでバトランドには天空の盾もらいに来た…のだが、王様に聞くと昔、隣国にしてギャルだけの国ガーデンブルクにプレゼントしてしまったと云う。そのガーデンブルクへの道は火山の噴火で閉ざされているのだが、ソレを拓くのに必要な「マグマの杖」は既に持ってるのでオールオッケー、即ガーデンブルクへ向かうことに。
　しかしブライの性格の悪さは今日も絶好調ですねー。何かにつけてサントハイムと比べて「こっちの方が上だわい」とか言うこのジジイ、こうも野放しにしてたらあっと云う間に外交問題に発展するんではないのか。

　そんなこんなでガーデンブルク。女王様に挨拶だけしてうろついていると何やらタンスを調べている男を発見、話すと面白いモノが入ってるから調べてみろと云われるので素直に調べるとキャードロボウよォーと云う悲鳴が！！　そして勇者一行はシスターの十字架を盗んだ罪で牢屋に入れられてしまう！！　さすが鎖国国家、勇者はタンスを調べてＯＫと云う国際法も届いていないらしい。でもこの城の他の場所で盗みまくったアイテムについては全く問題ないんでしょうか。実はこのシスターが超狭量なだけじゃないのか。シスターの癖に。
　それで結局、勇者より前にタンスを調べていたヤツこそ真犯人ってことで、そいつの行方を追うことになる。代わりに人質としてクリフトを牢屋に入れ、一行は南の洞窟へ向かう。そう云えばこの辺のないがしろさが響いたのか、結局クリフトは対デスピサロ戦の時点でザオリク覚えてませんでした…。

　まあ南の洞窟もあっさりクリア、真犯人を捕らえて戻ると、女王様から最後の鍵を入手し、「天空の盾」も持ってってイイと云うのでもらい、あとついでに階段の後ろの隠し部屋から「炎のツメ」ももらったんですがこれは持ってってイイと云われてないような気がとてもするので足のつく前に即退散。女王様コイツらやっぱりドロボウですよ！？（←自分で云うなよ）

　と云う訳で最後の鍵によって次回、新たな扉が開かれる！！　つづく！！


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