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−−旅日記:山形編−−


 かつて、戦士がいた…んですが、それとは全く関係なく筆者は山形は鶴岡市の加茂水族館にくらげを見に行ってきました。それで旅行記なんですが…すみません旅行記など書くのは3年振り(PBM『星空』イベントレポート以来)なのでどうも変な文章になるかと思いますが、まあいつも変なので実は大丈夫です。

 で、新潟駅発の特急「いなほ」と云う、何かあんまり速そうな名前じゃない印象を受ける特急で鶴岡に着いたはいいんですが、そこからどう行けばいいか判らず少し迷いました。あと物語とは全く関係ないですが、印象だけで判断すると個人的に一番遅い特急は「まりも」だと思います。
 それで駅員に尋ねたらスゲェいい加減な案内をされ、間違ったバスに乗ってしまうハメに。結局親切な庄内交通のバス運転手さんのお陰で、終点から(無料で)乗り換えることができて実は最終的にバス代かなり安くなったのでウチとしてはOKなんですが…それにしても駅員。観光客にはもっとこう親切にしないとダメだろう!? いやまあこんなシーズンオフの平日にしかも手ぶらでやって来る人間を見て観光客であると判る程の推理力持ってたら駅員やってないような気もしますが。

 さて、ようやく水族館最寄りのバス停に着いて筆者のしたことは、まず帰りのバス時間の確認でした。田舎←→田舎間のバス本数を舐めるとえらい目に遭うのはご存じの通りで、実際確認してみたら間に合うバスは2本のみで、帰り時刻はこれで確定、颯爽と水族館に向かう!!…んですが、何処にソレがあるのかトリアエズ不明。いちおうバス停のそばに、「加茂水族館」、「←」とだけ書かれた、なんかものすごいシンプルで判りやすいんですが冷静に考えるとこれで判るのは方角だけのような気もする看板を発見し、とりあえずその方向へ歩くことに。処で子供の作る宝の地図でももう少し情報にあふれてると思うんですが。
 ともあれ方角は超正確…って云うか一本道で他に人っ子ひとり歩いてない「バロック」のオープニングのような港町だったので達人クラスの方向音痴の特技を持つ方以外には迷いようがないんですが、15分くらい歩いたら着きました。わあこれがあのテレビにまで見たくらげの水族館!!(←夢がない大人)

 けど思ったより小さかったですねー。日本海タワー(新潟市のツインタワーのひとつ。実はタワーじゃないのが見どころ)の中身といい勝負かも。それで受付に行くと、何でも今工事中で見れない部分があるとのことで、入場料通常850円のとこをなんとMなハンバーガーもびっくりの平日半額以下300円になってました。実はこの時点で筆者、ものすごい嫌な予感がしてこの旅日記のオチの部分まで条件反射的に構成してしまったんですが(例:結局くらげが見れませんでした。これがホントの骨折り損のくたびれもうけ←骨ありません)、聞いてみるとくらげはOKとのこと。ならば筆者にとっては安いだけのお得もお得、加えて先刻思いついたオチの部分はオチでなく上のように中途半端なネタとして使えるし更にお得でした(←やなお得)。

 中見てみると、さすがに工事中なだけあってけっこう空き水槽があったりレストラン閉まってたりラッコ寝てたりしたんですが、クラネタリウムはオールグリーン状態で、他に客居なかったんで貸し切り状態でした。くらげ自体についてあんまり詳しく書くと誰も着いてこれないように思うのであっさり済ませますが、ええ筆者2時間近くくらい居ましたよーこのある意味超VIPルームに。実のとこ生きて動いてるのは筆者、ミズクラゲ(普通に海に居るアレ)しか見たこと無かったので。だいたいマリンピア日本海(新潟市の水族館。入場料が高いのが見どころ)、あんな敷地広い癖にミズクラゲしか居ないってのはなんかとても変なことじゃないですか!?
 ってことでギヤマンクラゲ(3cmくらい)が綺麗だったのなんの。生きた宝石と云えば普通は蝶かトンボですが、くらげはむしろ生きた硝子細工ってカンジでしょうか。生きてる状態でこそ美しいと云う。死んだくらげってただの得体の知れない柔らかさを持った半透明な物体ですし。
 他は…ってもあんまり印象に残ってないんですが(…)、自販機のペットボトル買ったら思い切り賞味期限切れてて変な塊が浮いていたのがとても印象に残っています(←残って欲しくないと思う)。いや館員さんに云ったらすぐ返金してくれてそれで別の飲み物買ったんで大丈夫なんですが。いやあ貴重な体験でした。

 そんなこんなで以降、駅に戻って無料ネットしたりゲーム屋行ったりハードオフ行ったり本屋行ったりデパート行ったりしているうちに(←観光しろよ)帰る時間になったので普通に帰ってきました。あーけど駅前ビルの観光関連のとこでやってたエロ右側…フフ、判ってたさ「えろうそく」と入れると確実に「えろ・うそく」と変換すると云うことはな…ってことで名物「絵・ろうそく」にはチャレンジしてみたいとこでした。ろうそくに好きな絵を入れると後で処理して配送してくれるこのサービス、値段(1500円)も時間(20〜40分)も余裕だったんですが…さすがに他に客ヒトリも居ない建物の中で担当の方とマンツーマンで教わりながら筆者の普段描いてるようなギャルな絵を描くのもどうかと思ったのでスルーしました。ぜひ今度誰か一緒に行きましょう。まあ高校の修学旅行で山口行った時強制的に絵描かされた萩焼の湯呑みは今、どっかのRPGのような捨てるに捨てられないやっかいなブツと化してるので実は行かん方がイイのかもですが。

 ってことでショートトリップは終了。次回は2月のディズニーシーでまたなんか書く予定です。




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