トップ更新履歴リンク

第13回「スペランカー」(後編)

アイレム/1985年/ファミリーコンピュータ

 ジョ「なんかこのコーナー今回で終わりってマジ!?」
 エド「ええ、『第一部完』なんて云ってますが、きっと『スラムダンク』第2部とか『アウターゾーン』第3部とか『てんぎゃん』第2部とか同様、何時の間にか諸般の事情で立ち消えなんですよ」
 ジョ「ちなみに最後のは何」


 いやまあ、他の連載(定期更新)ネタが無くなったらちゃんと復活する予定ですよ? ソレにほらアレだ、別に第2部でなくともファンには嬉しい関連作、「キン肉マン」→「キン肉マン二世」、「魁! 男塾」→「天より高く」、「聖闘士星矢」→「サイレントナイト翔」→「ビートX」などがあろう。リサイクルと云えば少し前は古新聞→トイレットペーパー、牛乳パック→たいてい一回作っただけで飽きる歪で使いにくいハガキ、ペットボトル→対空砲、古雑誌→お宝鑑定団で数十万円、回収牛乳→乳製品…などが基本だったが、今ではモノだけでなくアイディアもこの通りばんばんリサイクルである。すみませんさっき買ってきた「かってに改蔵」からなんか変な電波受けてるようです。

 ジョ「いやでも上の例のごく一部はちと違うんじゃないか…?」
 エド「ほほう…じゃああなたは『聖闘士星矢』と『サイレントナイト翔』と『ビートX』の見分けが付くんですね?」

 ちなみに筆者は付かん。まあともあれいちおう連載コンテンツは今の「カオスシード」の後「エターナルアルカディア」、「トリコロールクライシス」…と推移していく予定です。さすがにサターンネタはもうないので、今後はムキャのゲーム中心となるハズ。

 エド「書いてるうちに『ドリームブレイク』(註:エドの思い描くムキャの次世代機の名称らしいが筆者は一切関知しておりません)とか出たりして」

 実現しそうでややなあソレ…。


 さてスペランカー。前回は彼自身…と云うか彼の死にやすさにスポットを当ててみたのだが、今回は舞台となる洞窟にスポットを当ててみよう。この洞窟、洞窟の癖に超近代的なシステムに支配されている。さてはあれか、この洞窟もアガンバロの土偶とかナスカの地上絵とかコスタリカの球とか渋谷の自称宇宙人とか同様の神々の指紋の産物か。だいたい神々指紋残しすぎである。完全犯罪のなんたるかさえ判ってない癖に神々大丈夫なのか。

 で、この地下洞窟、宝物はまあともかく、何故かリフトとか変な船とか置いてある。しかも出てくる敵二種類のうちコウモリはまあともかく、もう一種類がオバケである。オバケ。幽霊とかお化けとか怨霊とか云う生やさしい言葉ではとても表現できないので実に単にオバケ。ちょうど小学生にオバケ描かせたらこんなん描くんじゃないかというようなオバケである、きっと開発者が小学生だったのだろう。

 ソレはまあピラミッドと云えば王家の墓、墓に居るのはその手の怪奇現象と云えばツタンカーメンの呪いに見せかけたファラオ・スフィンクスの闇討ちで発掘関連者が死にまくった例もあるように(註:ありません)別に普通かもしれないが、生のオバケが出てきたと云う話しはあまり無い。と云うか墓場に出るような幽霊は子供に乳与えるとか夜な夜な団子食べるとかの微笑ましい幽霊で、微笑ましくない幽霊はたいてい山道の曲がり角や森の中の古井戸、町外れの洋館などにヤドカリの如く棲息していることが多いような気がするが、いかがか。

 ちなみにこのオバケ、マシンガンで倒せる。このマシンガン、オバケ倒すとき以外使わないのでもとより対オバケ専用装備なのだろう。しかしマシンガンで倒せるオバケなど、もはや靴になることと透明になることと空を飛ぶことしかできないQ太郎以下である。

 なお、このゲームを借りた友人(例の不幸な人間)は金出して買ったからにはクソゲーと認めたくないのか(気持ちは要らんほど判るが)「こんなリアルなゲームはないだろう!! マリオなどあんな人間居るか!?」など云っていた。確かに身長の数十倍の高さ(小さいとき)から落ちても平気でぴょんぴょん跳ねるイタリア系配管工ひげブラザーズに比べたらソレは自分の身長の高さから落ちて死ぬ人間の方がなんぼかリアルかもしれないが。冷静に考えよう。コウモリの糞で死ぬ人間はリアルかいセニョール。

 エド「まあ所詮小学生の負け惜しみですし。と云うわけで時間が来てしまいました。以降しばしは、主に『カオスシード』でお楽しみください。アデュー」
 ジョ「えっこれで終わるん!?」

 ちなみに筆者の考えるところのリアル↓。科学的に考えればコウモリの糞で死ねるならマシンガンの反動にも耐えられないはずである。ソレ以前がちっとも科学的じゃない気もするが。


死なんけど…。


ひとつマエゲーム雑談記■−−−−−▼

トップ更新履歴リンク
inserted by FC2 system