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第6回「バロック」(前編)

スティング/1998年/セガサターン

 さて「バロック」。攻略やなんかは別の所にあるのだが、こうわずかの無駄もなく整然とした紹介は書いたことがなかったので、今更ながら多少なれ書いてみよう。

 ジョ「って、プレステ版は…?」
 エド「まあまあ。全てはここから始まったんですよ。ほらエンディングとかに出てくる意味ありげな数字『20320514』が何なのか興味ありませんか?」
 ジョ「それは!!……………そんな数字あったか…?

 あったってば。知らない人は知らないので解説しておくと、これは西暦2032年5月14日、世界中を歪ませて上様やら最下層のアレやら隣の加藤さんやらをあんなにした大熱波の起きた日らしい。なにぶん未来のことなので実際に誰か歪んだのが勝手に起こしてその日放映予定の金曜ロードショーが潰れてとても切ない思いするハメになるのかはさておき、実はこの5月14日がサターン版の発売日で、それはもうたとえ44年経ってもすぐにいつ発売だったかを思い出せるすごい判りやすい数字…のハズだったのだが。

 エド「実はホントの発売日は一週間延びて5月21日になっちゃったんですよね
 ジョ「じゃあもう暗号解けないやん!?」

 別に暗号ではないのだが、なんか大学祭のクイズ大会で出題側の用意した答えが実は大間違いでソレを解答者に指摘されて場が白けきったあのとき(←いつだよ)のようなオチである。そんなわけで大熱波の日と「バロック」発売日には微妙な関係があるのだが、ホントに微妙なのだった。そのココロはどちらも単なる「予定日」でしょう(…)。満々のやる気空回りなノストラダムスの大予言みたいである。処でノストラダムス研究家は今何を研究してるのだろう。そのうち「あの人は今!?」で猿岩石やパイレーツやつぶやきシローと一緒に取材してくれないだろうか。

 ちなみにこの21日は他にも「メルティランサー Re-inforce」や「スーパーリアル麻雀P7」が発売されていた上、セガの次世代機ドリームキャストが発表されて世界のムードはさらばサターンな日でもあった。なんかこうさすが「バロック」と云いたくなるタイミングの良さである。そのせいなのかあの濃すぎる世界がアレ過ぎたのか、「バロック」は入荷量がえらく少なかったのだった。予定日の14日なら対抗馬無かったのだが。

 ジョ「なんかゲーム紹介以前に内容とぜんぜん関係ないような気がしないか」
 エド「まあ広いネットの海、そんなレビューがあってもいいじゃないですか」

 いい悪いでなくてそれたぶんレビュー違う。普通レビュー・批評と云うのは客観的かつ論理的にゲームの内容を吟味、ソレを読んだ人が実際に買うかどうかの参考にする文章であって、ゲームを買わせるための文章や、単にゲームをネタにした胡散臭い文章ではない。

 まあそんなわけで内容については後編にて!!


思うだけにしておきましょう。


ひとつマエゲーム雑談記ひとつアト

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