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第1話「出会い」
 さてはて今回は男女の主人公を選べるということですが、男主人公の方は買った翌日にクリアしてしまったので、この旅日記は女主人公でゆっくりプレイしつつ書く予定です。というわけでまずは名前エントリー画面…に来たんですが、デフォルトネームが入ってなかったのでこの旅日記では基本的に男主人公=「主人公」、女主人公=「ヒロイン」という形になります。
 いやあ「ヒーロー」とするとなんかこう登場するたびにもれなく自動的に(キラーン☆)とかいう擬音がついてきそうで困るので(←そんな困り方をする方に問題があります)。それならそれでちゃんと名前付ければいいかもですが、この筆者がつけると男主人公は自動的に「ジョニー」になってそれもそれで大変です。なんか旅日記書くたびにこのネタ使ってますが実はこう見えて9年半ほどの昔から筆者の頭の中に伝わる由緒正しい名前なのです。

 ジョニー「そんな時代から隔離されたような場所で由緒正しくても…
 ヒロイン「ちなみに女主人公の場合は…?」

 女主人公の場合は普段はテキトーにつけるのですが、旅日記だと…そうですね、今回の場合、男主人公が「ジョニー」なので、こう見えて英語学科卒な筆者のテクで女性形にしてズバリ!! 「ジョネス」!! これで相性もちょうど良いかと。

 ジョニー「ちょうど良くても他にまったく何も良くねー!! あとそれ多分英語違う!!
 ジョネス「いい加減普通に行きましょう…」

 関係ないですが既にクリアした男主人公視点でのプレイ時にはヒロインは「はなこさん」でした(『さん』までが名前)。そのせいで最後のあたりなどなんだかゲームと関係ない部分で盛り上がったり盛り下がったりして大変だった筆者の苦労をお察しください(←自業自得です)。というわけでようやくここから本編、また完結まで長丁場になりそうですが、気長にお付き合いくださいまし。
 なお、本文は基本的に「である・だ」調ですが、ギャグとかジョークとかお笑いとかの都合上、または筆者の感想・疑問・ツッコミ・その他などを書くときは丁寧語になっています。一言でいうとテキトーです(←ダメじゃん…)。


 …夢…。

 その日、突如として攻め入ってきたシャドウナイトと兵士によって、マナ一族の村は滅ぼされてしまう。かつての英雄ボガードによりただ一人難を逃れたヒロインは、グランス公国のエルマン大臣邸に匿われるが、それもつかの間、ふただびシャドウナイトの手が伸びる…。それでもなお、ヒロインは大臣の息子である主人公と二人で必死で逃げるが、暗闇の中、走っても走っても変化の見えない道にこれはアレか、まだ始まってもないのにいきなり聖剣名物先へ進めないバグかと不安な予感が……と、そこで、彼女は悲鳴を上げて目を覚ました。

 ヒロイン「きゃあああああ!!」
 ボガード「…うなされていたぞ」
 ヒロイン「はっ…動いた…よかったバグじゃなくて夢だったんだ(←やな安心)」

 実際はそこまで長くないんですがともあれ…あの時。足をくじいた主人公を残してダッシュ逃走、後ろからはぎっちょぎっちょ迫りくる公国兵…けっきょく助かったのは自分だけだった。その後悔の念が、いまだに彼女をさいなみ続けているのだ。傍らにいたボガードはそんなヒロインを励まし、そして意を決したように口を開いた。

 ボガード「よし、そろそろ動くか!」
 ヒロイン「動く…? そうね今回はボスを倒した直後の光ってる最中にボタンを押してしまっても動けるのよね!!
 ボガード「何についての動き!? とりあえずいつまでも過去にとらわれているのもなんだ、お前はマナ一族の生き残りを探してみろ。希望を捨てずにな」

 とはいえボガード、話しの中で「どんな結果になっていても受け入れろ」、訳して「じーんせーいーあきらめが肝心だー♪」(←やな訳)とも話しているので、彼自身はあまり楽観はしていない様子。後に明らかになる彼の過去を思えばむべなるかな。
 そしてボガードはやることが山ほどあると一人出かけ、ヒロインも近所にあるトップルの村のみんなに旅立ちの挨拶に行くことに。ボガードの小屋略してボロ屋からは多少距離があるので、到着する頃には既に陽も落ちていた。
 そう、このゲームはちゃんと時刻の変化があるので、その時間帯にしかできないこともたくさんある。例えば牢屋の骸骨からオーブをもらったり満潮の中の不自然な乾燥ポイントを探したりルラムーン草を見つけたりは夜にしかできないのだ!!(←全部違うゲームです)他にも夜ならば、例えばモンスターが平和そうな夢をみて寝ているうちに撲殺することもできる。なんかもはやどっちがモンスターなのかよく判らない気もする。

精霊はけっこうアバウトです。


 ともあれ村人に最近のグランス公国の話しを聞くに、シャドウナイトが政権を握ってからはどうも邪教徒狩りやらなにやらきな臭い雰囲気ばかりらしい。かつてマナの力を悪用し世界を支配したヴァンドール皇帝の時代を繰り返さぬため、シャドウナイトはマナの力を否定し、それゆえにマナの女神を信仰する者を邪教徒扱いしているらしい…が、そんな彼をヴァンドールその人に重ねる者がいるのは皮肉である。
 で、ある民家で男の子に、どこかに落とした本を拾ってきて欲しいと頼まれる。どこで落としたのか大体の場所でも…と聞くと。

 男の子「南の森を抜けたところの草むらだよ!」
 ヒロイン「なるほど…ところでそこまで正確に位置を把握してるなら自分で取ってこれると思うのは私の気のせいかしらウフフ?
 男の子「気のせいだよ!! あと公国兵にそこはかとなく気をつけてね!!」

 この辺のくだりでこの男の子ただもんではないと思ったのは筆者だけでしょうか。そんな場所に遊びに行っていた上今度はヒロインを一人で行かせる末恐ろしいガキである。実はなんか罠じゃないのか。
 まあ何やかやで草むらに到着、本を探しはじめると突然、謎の男がどこからともなく現れた。マナ一族の村を滅ぼされた際、ヒロインを追ってきた男である。

 ヒロイン「あなたは…!! なぜこんなところに…はっやっぱり罠だったのね!? というわけで今まさにあの男の子を撲殺してきます。では!!」
 謎の男「『では!!』って言われても!? しかし…マナの一族にまだ生き残りがいたとは…」

 すわ一触即発かと思われたが、シャドウナイトに呼ばれた彼は雑魚モンスターをけしかけただけで消えてしまう。その雑魚も、入れ替わるように乱入してきた兵士ふうの男(=主人公)に助けられ、あっさりと倒せる。彼の名を聞いて、ヒロインはあの時の少年ではないかと思い当たるが、疑心暗鬼が先行してしまい、この時点では互いに気付かない。
 なんやかやでトップルの入り口で主人公と別れ、いざ男の子を撲殺もとい本を返しに。なお、主人公サイドではここから情報を集めてボガードの小屋へと向かう形になる。

 男の子「ありがとうーこの本!! 『魔法の夏休み』っていう不思議な物語なんだよ!! 魔法学校の生徒たちが大活躍するんだ!! それはもうパパがセミになったりいつでも廊下にたたされてたり緑のぷるぷるちゃん電波でカブトムシと蝶のハーフの女の子とテレパシーしたり!!
 ヒロイン「それはたぶん別の魔法学校話しよ!? あとまったく活躍してない気がするのは私だけかしら?

 そんなこんなで男の子の祖父かと思われる人物から示談金代わりに魔法のロープを掠め取り、意気揚々とボガードの小屋に戻ると、中に誰かいる気配。だが、ボガードにしては様子がおかしい…慎重に覗いたヒロインが見たものとは!? 以下次回!!

 というわけでこんなカンジでのんびり書いてく予定です。まあ半年くらいで完結するんではないかと…思うんですが天候などの状況に左右されるため油断しないでください(←どんな注意だ)。


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