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カイル・イシュバーン
Cail Ishbahn(魔族・男性)

上半分が胡散臭い解説、下が偏見レビュー。

 かつて封じられた大魔王復活を目論む魔族…と云うとなんだそんな普通のファンタジーな設定エタメロじゃないやいッと思われるかもしれないが、その実体は「エタメロ」のサブキャラでいちばんいいヤツなんじゃあないかと思われるナイスガイ。要するに主人公に構って欲しかっただけらしい。なんか行動原理がレミットと同じである。

 云うだけあってカイルの戦闘力はかなり高い。全キャラ中でもトップクラスだろう。筋力はともかく、信じられないが知力もかなり高く、全体攻撃魔法を連発してくる。メイヤーとダブルで「ヴァニシング・レイ」やられたらかなり怖いであろう。

 監督能力もレミットよりは上で、どんなキャラを仲間にしてもそこそこの強さに育ててくる。終盤の楊雲でもHP700は見ておいた方がいいであろう。ただ、それゆえに好き勝手に育っているようなレミットパーティーと違って意表を突かれることもあまりないので、その点は安心である。

 いや好きですよー、カイル。初プレイで「俺はお前と友達になりたいんだ。」選んで殴られたくらい。照れくさかったんだね、コイツぅ★ …もとい、とにかくいいヤツです。なんというか、なりきれない悪役で。電話で(←違う)仲間の魔族に「はよカタギに戻れや」なぞ云われてる後ろ姿はきっと哀愁漂ってたろう、沈む夕陽を幾つ数えたろう。

 好きなエンディングは帰れるやつ。サイコーじゃないっすか「魔族」ッ!!(←バンド名)しかしなんでコイツにちゃんと耳無し絵があるのに、アルザのは使い回しだったのか実に納得いかんのですが。あとバッドエンドも結構好き。変な大魔王が復活してるのになんかちっとも緊迫感がないし。


エターナルメロディ

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