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第21話「真・第20話」


−−第19話までのあらすじ−−

 ついに発売されたプレステ2、しかし外国のDVD観れるとかコピーできるとかセーブデータが消えるとか兵器利用されかねなくて輸出制限とか云うスゲェイカス特典続き、そこにひたひたと忍び寄るX-boxとドルフィンの影、ドキドキするほど大ピンチな窮地に立たされたムキャの打開策は…もとい、これまでの冒険でマグたちの集めた謎の珠×4は、なんと閉ざされた先史の扉を開く鍵だった。そんなん合い鍵探した方が絶対早いような気がするが、とにかく探させたのはソシエテ首席ホワイトヘッドと見せかけてその正体は謎のアラビア人ユルカ。そして、鍵が集まるやいなやユルカはリニアをアラビアン電波で操り、共にその扉へと向かう。少し遅れてふたりを追ったマグたちがレベルアップもせずに扉の前に辿り着くと、既にリニアはその先に行ってしまった後だった。扉の前にはユルカの、時間を稼ぐためにとマグたち3人を迎え撃つ姿!!


 「…ねえ、なんだかグレイに記憶操作されたみたいに綺麗に一話分飛んでない?」
 「アレはきっと何時の間にかぜんぜん無かったことになったのさ!! その証拠にほらタイトルもちゃんとこれが『真・第20話』じゃあないか!?」

 それ胡散臭すぎ。

 「さて。なんかこうデジャヴを感じるけど、竜王とかもこうだったのかな…そこのとこどう思うマグ。ともかくついに来たね。時間を稼がせてもらうよ?」
 「それだそれ、前(←いつだよ)も思ったんだが、なんで時間稼ぐ必要があるん? 別に時間稼いでからでもお前間に合うんなら、リニアと一緒に先行ってたっていいじゃん。それとも今リニア、トランス状態だから動作や移動速度が遅くてソレに付き合ってがっしゃがっしゃと歩いていたら、最終決戦の場に着く前に田辺さんちの庭とかで追いつかれて即ラストバトルにでもなってせっかく用意してある舞台がもったいないから、ならばと今前哨戦やらかそうとしてるん?」
 「…君はいつもそんななのか?

 実はホントのマグはもっと素直です。いやリニアもグレも。ニーナさんだけとても素(←そうか?)。ともあれこのエヴォエヴォ日記は多少っていうか川口さんや矢追さんやみのさんもびっくりな脚色に溢れております。なので、この日記読んでムキャごとエヴォ買ったという方、クレーム付けないでね。

 ともあれユルカとの戦いは案の定ユルカの先手だった! 強烈な攻撃がマグを襲う!!


こんなんでなくて良かった…



 「痛…くないな意外と!? ハッその程度かいユルカ君ッ!? 前の君はッもっともっと強かったッ!!」
 「だから前っていつだい
 ちなみに目下レベル56。このゲーム、レベルが上がると受けるダメージが劇的に減るので、50レベルに満たなかった前回と比べるとホントに半分くらい受けるダメージが違う。なので、安心してグレの「ドーピング」もとい「クリティカル」→マグの「マグナレイヴ」→ペッパーの「ナオリン弾」といういつものコンボで、今度はピンチらしいピンチもなく倒すことが出来た。

 「フッ…さすがなかなかやるね。だが…もう遅い」
 「なに!? この戦闘、ターン制限があったのか!?」
 「無いって。なんかシミュレーションRPGとかと勘違いしてやいないか君。とにかく、もう誰も僕たちを止めることは出来ない…」
 言い、開いた扉の中で、ユルカは3人に向き直る。リニアと一緒に。だがそのリニアの瞳には感情が見えない。催眠術や電波に操られているような目。再生のエヴォルシアとしての。
 そしてユルカ、破壊のエヴォルシアは語る、伝説にして最強のサイフレーム、エヴォルシアの存在理由。この遺跡の最上階にある物。でもこの辺は攻略本か実際のゲームで確かめてね? キミとボクとの約束だっ!!

 「もしもまだ、希望があると云うのなら追ってくるといい」
 ユルカは不敵に言い放ち、そして消える。彼の真意とは、最上階に待つ物とは? そして、ついに迎える最終決戦の結末は!? 案の定また全滅して記憶操作されるのか!?(←をい)と云うわけで以下次回!!


ひとつマエエヴォひとつアト

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