トップ更新履歴リンク

第18話「想像した以上に騒がしい未来」


−−幕間エヴォエヴォ劇場−−

 「また久々の日記だなあマグ」
 「それは云うな。でももう引越とか終わったし、これからノンストップで更新してくから見捨てないでね! そしてエヴォ日記次のネタはッ! ちっとも決まってません!!
 「いや…ほらなんかムキャでも面白そうなの出るだろ。『レンタヒーローNo.1』とか『ぽけかの』とか。そのへんの予定はないのか」
 「なんか偏ってるんだが大丈夫かチェイン

 予定もなにも今特に発売待ちの新作がないのでどうにも。基本的に筆者ゲームは中古か値崩れ品か知り合いからか予約特典付きか通販特典付きか初回限定版しか買わないので(←充分だ)、エヴォ2以来発売日には買ってないのだ。まあしばらくは現行コンテンツ整理の予定。エヴォ辞典も止まってるし。


 さて、国境の長いトンネルもといトランスポーターを抜けるとそこは、床も壁も天井も何もが先史の科学に支配された空間だった。良く云えば未来的幾何学の結晶、普通に云えばICみたいな模様の、悪く云えば大阪道頓堀な電飾に彩られた世界は、しかも未だ「生きて」いる。死んでてくれれば敵も出なくてラクだったのだが。

 「しかし…思うんだがこの奥に扉とやらがあるんだよな? で、なんでその鍵があちこちのダンジョンに散らばってるん? なんでそんな面倒な!? もしかしてきっと合い鍵とか別にあるんだぜ!? まったくユルカのやつ郵便受けとか見てないのか
 いやそれはお約束というか…そもなんで郵便受け。ともあれこの手の先史の遺産に集めるべき鍵は付き物、きっとむかし世界遺跡組合とかが遺跡の作り方ルールで規定したのだろう。そういえば「エターナルメロディ」もそんなゲームであった。更に「グーニーズ」など、次の面に進むための鍵をみっつ集めるのだが、この鍵がどれも同じ形、実はどれも合い鍵でひとつありゃあ扉開くんじゃねーかと云う切ない状況な上、しかもこれが爆弾で破壊せねば開かないような堅固な石牢の中に隠してあるのである。そんなんしてればソレは防犯には良いだろうが、緊急時例えばテレビ観てていきなり中から前髪で顔が隠れた人とか出てきたら逃げ場も何もないだろうに。

 なんか話が逸れたが、リニアを追っててくてく行くその行く手を阻むはどれもこれも自働機械、ヘリトンボな機関銃やチョロQのような豆タンク、見た目は実にザコそうであるが、これがかなり手強い連中ばかり。マグが「ジャイアンとナックル」(←なんで『と』だけ平仮名なのかこのパソ子)などの大技を使えばなんてことはないのだが…筆者の場合ここまで必殺技、一戦闘で誰かが一回使う程度に留めていたので(他のふたりは普通に殴ってFP回復)戦法から変えなくてはならず、少々迷ったところであった。

 そして、少し開けた部屋に入ると必ずといって良いほど角にある妙な唸って光る電話ボックス状の物体。最初これ、
 「なにこの変な飾り。インテリアとしても悪趣味だな!?」
 と無視して先へ行ったのだが、ふと気付いてばこんと殴ってみると、みょーんと壊れた電話ボックスの中から例の豆タンクが飛び出してくる。これはこれまでのダンジョンにあった壊せる柱とか壊せる箱とか壊せるシステムデータとか同様の物体だったらしい。
 でもって、そういう中にはたいていアイテムが詰まっている。たまに敵も詰まってて破壊すると同時にぼわんと飛び出てくるのだが、なんかこう墓石を破壊したら中からやたら元気なホネホネロックが出てきたときのような怖さがある(←そんな体験でもしたんかい)


マグのいやな妄想



 いや実際にはこんなん↑でなく、たぶん陰に隠れてるの処をエフェクトで呼ばれて飛び出てじゃじゃじゃじゃんになってるだけだと思うのだが。

 「てことは…じゃあ今まで通り越してきた中にみんなアイテムが詰まってたわけかっ!?」
 そうなのだ。このゲーム、アイテム取らなくても別にあまり困ることはないのだが、腐っても乾いてもマグは冒険家、遺跡で拾った鑑定品売って生きてるのだ。つまりアイテム=装備の充実である。かくして、取りこぼしアイテムを入手するがため、「脱出航路」で北へ帰る人の群れは誰も無口でもとい、「脱出香炉」で一時退却。先は長そうだった。

 次回、マグたちを襲った史上最大の試練とは!? 誰も予想し得なかった邂逅が3人を待つ!!


ひとつマエエヴォひとつアト

トップ更新履歴リンク
inserted by FC2 system