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第14話「vs趣味の悪い花!!」


 ふっふっふー、スティングさんちでやってた「エヴォクイズ」、かろうじて4位タイで入賞さっ♪(…最初3位だったのに…)
 これもひとえどころか二重三重十二単に応援してくれた(?)みなさまのおかげでさぁ。あと何話で完結やらさっぱり不明ですが、変わらぬご愛顧と、この際清くなくてもいいから一票をお願いします(←何にだ)。

 サテ、本編…の、前に。

 「ぼっちゃん、『川●浩って誰?』という質問が来ておりますが?」
 「全く…最近の若いもんは川口●も知らんのか!? 産まれる前から遺伝子に刻み込んで置け!!」(←無茶いうな)

 ちなみに●口浩(故人)とは、15年くらい前、テレ朝の番組「水曜●ペシャル」で、世界を股に掛けた大冒険を繰り広げたナイスガイである。この番組、基本的に「やらせ」で視聴者を楽しませることに主眼が置かれ、現代社会で言うところの「矢●純一のUFOスペシャル」的な眉唾話しが中心であった。数々の物語を頭から信じていたのは世間知らずの幼稚園児かピュアな老人だけであろう。
 筆者など今でも目を閉じれば、夜の焼鳥屋のテレビで見た、必死に洞窟を匍匐前進する川●浩隊長の勇姿がありありと浮かんでくる…って、お前年幾つだ。

 彼の冒険については深くは語るまいが、「××に謎の猿人は実在した!!」、「恐怖の密林に伝説の××を追え!!」、「原始の遺跡で探検隊の見たものは!? 今明かされる衝撃の真実!!」など、サブタイトルだけで実にアレであった。既にお分かりであろう、この「エヴォエヴォ日記」のサブタイトルは「水曜スペ●ャル」を意識しているのだったりもする。

 近頃似たようなコンセプトで「ドキドキ世●大冒険」という番組が同じテレ朝で放映されているが、少なくともサブタイトルのセンスだけは「水●スペシャル」を彷彿とさせるので、興味ある方はぜひご視聴いただきたい。内容は最近多い「電●少年」系(やらせアリ)ドキュメンタリーだけど。
 多いよね、「トロイ●木馬」とか「人気者●行こう」とか「ガ●ンコ」とかとか。それなりには面白いけどさ。





 「…えっと。なんの話しでしたっけ、グレさん?」
 「『ヘヴン遺跡最深部で3人の見たモノはっ!?』でしたかと存じますが」
 そう、ヘヴン遺跡最上階で彼らを待ちかまえていたモノは…第11話のラクガキに描かれているのだが、実に趣味の悪い花であった!! きしゃあと叫びつつ触手を伸ばして攻撃してくる!!

 「さて…どうしますかな?」
 「ハッ、ボスとは言えたかが花! 火には勝てまい!! さぁ『炎ハンドパーツ』の威力を思い知…らせてやりたかったよなぁ…」(←まだ拾ってない)

 仕方ないので例によってリニアの「ヘタリの音色」+グレの「省エネ」や「スピードアップ」で体制を整えた後マグの「マグナレイヴ」で葬る。対ボスでも、このコンボで「マグナレイヴ」が3発も命中すれば余裕で倒せるのであった。


 さて久々の考古学研究機関ソシエテ。今回のボスからぶんどったブツは「唯一の青」というナイスネーミングな青いバラだった。まぁそんな専門的なことはいいとして重要なのは!!

 「おめでとう!! これで借金完済ねっ!!」
 これである。今回の報奨金は4万で、前回の時点で残り2万だったため、借金を返し終えてもまだ2万も残るのである!!
 「ううっ…ここまで14話か…長かったよなぁ……これでおおっぴらに酒場で飲めるぜ」(←ミルク)

 しかも更にプレゼントと言って、ニーナさんは「攻撃ブースター+72」をマグに手渡してくれる。
 「うぉう!? この前手に入れた『+63』と合わせれば(累積するので)かなりのパワーアップだぜ!! 心の底からありがとう!!」
 「あのねー、それね、前アスロックさん(註:現在行方不明なマグの父上)が預けてったの忘れててね。借金返せないようなら貰っちゃうつもりだったんだ」
 「心の底から前言撤回
 なんのことはない、単に質流れを免れただけである。


 そして…一足先にランチャー邸へ帰り、食事などの準備をして居るであろうグレを待たすのも可哀想だと思い、だが思うだけでマグとリニアは店で不要品を売ったり酒場でミルク飲んだりと実にゆったりとしてから帰る。
 ちりりん、とドアベルを鳴らして扉をくぐったふたりに、グレのいつもの台詞。

 「お帰りなさいマグぼっちゃん…というところかな?」
 「なんだなんだ、もう台詞忘れたのか? だからあれほど本番前には台本読んでおけって言うに!! またハプニング大賞にエントリーされちゃうんじゃないか、グレ?」
 「違うわボケ!! 余は第八帝国皇太子オイゲン・ルイトポルトなるぞ!?」

 そう、執事グレを拘束する兵士の前で胸を張り、ふたりを出迎えたのは例のろり皇太子オイゲンだった!! しかも彼らはグレと引き替えにリニアを渡せという。
 しかし!! ここで執事グレの熱い魂が吠える!!

 「来てはなりませぬぞぼっちゃん!!」
 「ラジャー!! さよならグレっ!!

 手を振るグレに笑顔で応え、銀河を離れもとい、マグはリニアの手を引いて逃げ出した!!

 「おいちょっと待て!? セオリーというものを君達はどう思ってるんだ!? こういうときはせめて迷うフリでもするものだろう!!」
 「ちっとも気にすんな!! 一応グレ、後で助けに来るからな!!」
 「だから! そこで既に矛盾じゃあないか!? 人質をなんだと思っている!?」

 これが「目的を失えば兵士がグレに手を出す必然性はない」と読み切った上での作戦なら、マグは一流の詐欺師になれるかもしれないが、どうも行動からして単にイキオイである。

 かくして(街へ逃げて隠れればいいのに何故か遮蔽物のない)飛行場へと逃げ込んだふたりの前に現れたものとは!? 次回、史上最悪の戦いが幕を開ける!!


 緊迫の急展開の途中ですが、次回に続きます。


ひとつマエエヴォひとつアト

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