トップ更新履歴リンク

第13話「ゆけゆけ●口探検隊」


 「♪洞窟の中には白骨が転がる〜何かで磨いた様なピカピカの白骨が転がる〜すると突然頭の上から怖いヘビがおそってくる〜なぜか不思議なことにしっぽから落ちてくる♪」
 「ぱーぴぺぱー♪」(←リニアの伴奏)
 「いっいきなり何歌ってんだマグっ!? 著作権とついでに貴様の頭は大丈夫か!?」
 「はっはっは、細かいことは気にするな!! この日記自体、著作権ぜんぜん大丈夫じゃあないさ!!」


 …ごめんなさいスティングさん。


 あとタイトルがもくじと微妙に違いますが以下同文。
 というわけでヘヴン遺跡セカンドアタック。さすがにダンジョンの半ばを過ぎると出てくる敵も強力になり、ゴ●ゴ13ライクに背後に気を配ってなかなか不意打ちさせてくれない輩も多い。いよいよこの背後からの先制攻撃を得意とする3人組も年貢の納め時か。さらばマグよ。リニアだけフォーエバー。

 「ふふん甘いなっ!! 今回のオレたちはひと味違うぜ!!」
 と、マグの取り出したのは「カメレオンカラー」だった。これは保護色に身を包むことでそのフロアのモンスターに発見されなくなるという、不意を打つ為に実に便利なアイテムである。正にマグの為だけにこの広い地球上に存在するアイテムと言っても過言ではないかもしれなくもない。

 てなわけで敵に捕捉されることなく快適な環境ですたすた駆けて行く3人組。しかし動物というのは大抵臭いや音で獲物を察知するハズなのに、何故に姿が見えないだけで発見されないのだろう。ドラえもんの「石ころ帽子」以上の便利さである。




 そんな折り、3人組がすぐそばに近寄っても気付かず、のほほんと春の訪れを楽しんでいるブッチュマン(仮称)を発見。ばかでかい唇を持つサソリのような形状のモンスターである。コイツの必殺技「ディープキッス」は二重の意味で実に嫌すぎる攻撃で、必殺技を使うためのFPをずこずこ吸引されるのだ。よってマグは、
 「おのれ昨日からの積年の恨みとくと思い知るがいい!!」
 などと見付け次第先制攻撃かますことにしている。

 …が。

 「うぐはっ!! 背後からとはいえ微妙な角度だった為通常攻撃扱いになってしまった!!」
 ということも割とよくある。せっかく「カメレオンカラー」を使ってこの結果は実に切なさ大爆発であろう。
 そんなわけで突入した通常戦闘で、またしても「ディープキッス」を喰らってしまうハメになる。どうせFP吸収されるのなら必殺技で始末してしまえばよいのだが、マグはそこまで頭が回らないらしい。

 「だからなんでわざわざ戦うよ!? 避けて通ったらいいことじゃんかっ!?」
 「いや違うっ!! チェインだって判るだろう!? コンビニのレジで並んでて目の前に人の無防備な後頭部があった時つい踵落としを喰らわせたいという気持ちが!? それと同じなんだ、こんな無防備な背中で誘ってるヤツ見かけて不意打ちしないのは武士の礼儀に反する!!」
 「……(こくん)………?」(←何となく頷いてみてから少し考え込んでいるリニア)

 さてヘヴン遺跡最深部。例によってグレをパーティーに加えた3人の先に待ちかまえるものとは!? そしてその後に待ちかまえるクライマックスとは!? 怒濤の急展開、乞うご期待。

 質問があったんでお答えしますが、この時点でだいたい60レベルくらいでした。クリアしたときのレベルが68で、借金返し終えたときはとっくに99。けど99になってからも何故か経験点は上昇します。


ひとつマエエヴォひとつアト

トップ更新履歴リンク
inserted by FC2 system