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第8話「モンバーバラの姉妹・その1」

 近況報告……モンスター図鑑完成のご褒美はカジノのコインらしいんですが…何、そんなちゃっちいの…? いやウチこれこそがはぐれメタルヘルムではと思ってたんですが。ミネア最強への道は未だ遠く険しいんでしょうか。個人的にミネアはアリーナと並んでマイパーティのレギュラーなのでどうしてもひいきに。そう云えば結局、最長馬車生活者で賞(&牢屋生活者で賞)はクリフトでした。トルネコは「たからのにおい」使うためにけっこうダンジョンに連れてるので。クリフトが馬車から出るのは唯一、戦闘中に誰か死んだ時だけ、しかも「めいれいさせろ」→「ザオリク」オンリーと云うこの淋しくもステキな人生。いやウチ戦闘はAIに任せてるので(とっさの回復を考えるとやっぱり)、ザキと云う奥の手を持つけど個人的には持ってるだけにして欲しいクリフトは、もはや膝に爆弾を抱えたガンタンクより危険です。


人はその存在意義を求めて生きています。



 んでは、第4章です。そこは劇場の街モンバーバラ。処で「モンバーバラ」と「ボンバーラバ」って似てますよね。筆者そんな動物聞いたこと無いですが。で、踊り子マーニャは今夜もオンステージ、他のゲーム(例:ちっとも奥ゆかしさの無い病んだ巫女服を着たギャルが出る例のアレ)ならぜったいスキップできないムービーシーンの入るだろうダンスで客を沸かせているのでした。ちなみにこのちっともダンスを形容していないような形容詞に実はまったく他意はありません(…)。しかしこのマーニャダンスはなんかアッサラームのダンサーズとタメ張れるくらい難解に芸術的です。さすがです。
 さてステージも終わり、控え室に引き上げると待ちかねたように妹の占い師ミネアが「どうだった?」と聞いてくる。それでマーニャの返答「いい男は居なかった」と云う処もファミコン版のままで妙に懐かしい。少し思ったのだが、この絶妙なボケツッコミからするにやはりこのふたりの血の繋がりの成せる業であろう(←やな業)。とりあえずギリギリ導かれしトルネコやテンペの神のごカゴの神父さんよりは上だと思います。けどスタンシアラの王様の前で一発ギャグ云う、この封建社会である意味途轍もない勇者な方々のネタを見ると、もしかして世界標準は我々の思うよりずっと低いのかもしれません。

 ってことでこの姉妹。弟子バルザックに殺された父にして錬金術士エド丸の仇を討つために旅をしている。処で何の迷いも躊躇いも違和感もなく「エドガン」を「エド丸」と変換するこのパソコン、それだからボクは大好きです。パソコンって普通に使ってても使用者の癖が付きますよね。もう少し進歩するとやっぱり喋ったり動いたり雷のショックで中からギャルが計3人出てきたり最初からギャルの形で売られたりするようになるんでしょうか。嫌な世界だ。
 で、バルザックの手掛かりを探すのに、人が多く集まるこのモンバーバラならどうか…と云う考えだったらしいが鳴かず飛ばずで早幾星霜、もはやこの街では収穫が無さそうだと云うことで、再び姉妹は旅立つことにしたのでした。北へ。

 …行く前に、ふっと思い出して昼の劇場の観客席に落ちているゴールドを拾って軍資金にした人はやっぱ多いんでしょうか。いやあ案の定落ちてましたよゴールド!! もはや838861枚のコインを4ゴールドで買って大量に入手した「微笑みの杖」を売りまくって5章序盤の軍資金にすると云う庶民的な幸せ(←やな庶民)も失ってしまったこの世知辛くも不景気まっただ中の世の中に生きる私たちですが、やはり捨てる神あれば落とす神あり(←踏んだり蹴ったりじゃん)、ありがとう名も知らぬ観客さん。
 けど関係ないですが貴方はシンシアの羽根帽子を売れないと云うあたたかな心を持っていますか。ええ筆者はもちろんファミコン版から今まで一度も売ったことはないとてもあたたかな心を持ってますよ? ランクで云うとあたたたたたたかくらいで。でも袋整理したらまざっちゃって今まさに困惑しています。うまのふんも売れないのでもはや恐るべき状況になっていそうなこのステキ袋に入れてる辺りもしかして筆者の心はちっともあたたたたたたく無いんでしょうか。

 さて誰も無口で北へ帰る途上、何やらキングレオの城では怪しげな実験が行われてるとか、不穏な噂を耳にしつつ、姉妹は故郷のコーミズ村へ。墓参りしたりいいスライムに会ったりした後、コーミズ西の洞窟へ闇のランプと静寂の玉とオーリンを拾いに行くことになる(←一部拾えません)。けどこの「いいスライム」、自分で「いいスライムだよ」とか臆面もなく言い切るあたりにかなり違和感があるんですが本当にいいスライムなんでしょうか。筆者の経験から云うとドルアーガさんの塔とかで会うのは「悪いスライム」ばかりですし。

 そんなこんなでやってきましたコーミズ西の洞窟。このすごくテキトーなネーミングの洞窟、すごくテキトーなネーミングの割にゲーム中2回も入らなければならないすごくテキトーな重要地点である。そして筆者今回中で1回全滅したので都合3回も入るハメに。
 中に入ると案の定知能が不足したモンバーバラからの先客が「階段が見付からないィー」と同じ場所を歩き回っているのを後目に姉妹はエレベーターで先へ進む。しかしファミコン版の時は床にボタンがあるだけだったこのエレベーター、今回は大がかりな浮遊装置みたいな仕掛けがばァーんとあるのに、この先客の目は節穴通り越して何かもっとステキな穴なんでしょうか。
 で、エドガンのもうヒトリの弟子、オーリンと再会、宝箱も残らずゲットし、相変わらず同じ場所で無駄な努力を続ける先客を無視したまま3人はコーミズから更に北へ旅立つ。

 キングレオ、港町ハバリアと旅を続けるうちに、どうやら仇バルザックはキングレオ城1階北東の奧の壁にあるボタンで入れる隠された部屋の中にキングレオ王と一緒に居るらしいと云う情報を……何処まで得られますっけ?(←おい)いや筆者実はこう見えてもバルザックのバとキングレオのキを聞いただけで筋肉と汗と股間がものすごいバトルマンガを想像してしまう程の推理力があるので(←ソレは想像力です)、あんまり情報とか得ないでどんどこ先に行くんですが、ソレでも全く問題なくアッテムトの金鉱の奥底にある湿気た火薬壺をゲットしたのち大臣の部屋の横の、何故こんなとこにこんなにも無駄なスペースがあるのかよく判らない廊下のどん詰まりで爆発させて驚いた大臣を尾行、そしてコマンド「こくそする」を使うことができるんですが。推理って云うか知識ですが。

 と云うことで、以下次回!! お告げ所とかアッテムトとかキングレオとかで姉妹が体験したものとは!?


ひとつマエドラクエひとつアト

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