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第1話「王宮の戦士たち・その1」

 …の前に、FC版では無かった「序章」を軽めに。ちなみに筆者としてはドラクエ4勇者と云えばズバリ男です。名はもちろんジョニーで(←なんで)。この日記上ではドラクエ4コマ風に「勇者」と表記しますが、特に名前にこだわりのない方はジョニーと読んでくださると恋のようなステキな気持ちになれるかもしれません。特に名前にこだわりのある方は例えば「ああああ」と読みましょう(←むしろ全くこだわりなさそうです)。処で今回の女勇者はなんであんな変なパンツなんでしょうか。

 で、山奥の村で修行に明け暮れる勇者の前にその日現れたのはやたらとでかい上に喋るカエルだった。ソレはもう尻からストロー入れて破裂させるためには不自然な火を吹くレスラー並の肺活量が要りそうなサイズの超カエル。そんなんが平気で口を聞くあたり何か筆者の知ってるドラクエ4は何処に行ったんだと一瞬呆然としかけるも、付いていくとこれが、シンシアがモシャス(形態模写呪文)で化けたカエルだった。この女実はこんな性格だったのか。ともあれ、この時はまだまだ平穏だった…。


 と云う訳で第一章、ライアンのストーリーは王宮の大広間から始まる。何でもイムルの村で子供たちの行方不明事件が多発していると云う話しで、ソレを解決してこいやと居並ぶ戦士たちに王命が下されるのだが…しかし周り全員青いのにライアンひとりだけサーモンピンクの鎧なのは何かこのおっさん特殊な趣味でもしてるのか。だってサーモンピンクと云えばコクリコカラーですよ!? さてはこれから魅惑のマジックショーが(←ありません)。
 で、周りの戦士たちがぞろぞろ移動する中、じゃあと振り向いたライアンの横にどかんと体当たりするように女が走ってくる。何でも噂の行方不明の子供の母親だそうで、どうか助けて下さいィーと云うだけ云ってこちらの返事も待たずに速攻ダッシュバック、画面外へ消える。この人怖いです。

 まあ何はなくとも情報からと云うことで、そこらへんの人に話しかけることに。しかし操作してるキャラが喋らないゲームで体験日記書くのってはじめてなのでちょっと会話作りにくいです。こんなんライアンじゃねーとか云う感想もあるかもですが大丈夫、筆者もいつもドラクエ4コマとかで散々そう思っています(←ソレは大丈夫なのか)。
 しかし「街の外を歩いてるとやがて夜になります」とか、基本を抑えているのが「らしい」と云うかなんと云うか。確かに他のドラクエだと年中昼だったりクリアするまでずっと夜だったりあまつさえストーリーの都合に併せて夜になったり昼になったりするが、4ではちゃんと普通にも異常にも(例:ブライ)昼夜が逆転できる世界である。処で実際ラナルータ(昼夜逆転呪文)の使い手が居たらもう公害だと思う。

 兵士「おおライアン殿。武器や防具は装備しないと使えませんぞ」
 ライアン「はっはっは、左様な基本をこのベテランが忘れるとでも!? ソレはもうまだ装備の概念が無かった2の最初で3匹のおおなめくじに撲殺されたあの時以来片時も装備を忘れたことなどありません(←誰の話しだ)

 なんかとてもやな過去である。そう、1からはじめた人間にとって「装備」と云う概念は当時無かったのだ!!(1では武器防具はそれぞれ一種類ずつしか持てなかった)ちなみに当時は装備の有無でグラフィックが変わってたのだが、手ぶらだとソレはもう心底嬉しそうに両手振って横歩きする勇者がそこにいたものである。


逮捕されないのか。



 ともあれ、ライアンもイムルの村へ向かうことに。しかしその前にドラクエと云えば家捜しである。ソレはもう人の家のタンスもツボも樽も何もかもを調べ尽くすのは勇者の義務…と云うことでそこらへんのツボの前で便利ボタンを押すと、なんとツボが持ち上がった!! いや筆者7はやってないのでこれ初体験なのだが…持ったツボをもう一度ボタン押すと投げてしまって粉々に。て云うか人の家の中でそんなんしていいのか。ソレはもうツボがやたらと多い、おそらくはご主人様が陶芸家か骨董屋かタコツボフェチかと思われる家庭ではもう大惨事である。魔王も恐れる勇者パワーでご主人様の長い年月が今まさに無に。勇者は何時の間に窃盗罪のみならず器物破損罪まで免除されるようになったのだろう。
 でもツボとか家に入り直すと復活してるので、もしかすると対勇者用に壊されてもいいツボを用意しているのかもしれない。


 そんなこんなで辿り着いたイムルの村は別に何と云うこともなかった。事件と云えば学校で走り回っている子供の性別が劇的に変化していたことくらいである。何時の間に彼は彼女に。
 で、なんやかやで行方不明になった子供たちが秘密にしていた遊び場所の情報を得たライアンは、ホイミンの待つ森の古井戸へ向かう。ちなみにこのように時々この体験日記は未来日記のような状況になりますが別に品質に問題はないのでちっとも気にしないでください。

 なお、この時点でまだレベル3で装備は初期状態。古井戸に行くには早すぎるとこ、FC版の知識を最大の武器に自信満々で行った……ら「みならいあくま」のメラで焼死。おおうなんと情けない。いやだって「こっちへおいでよ…」の声の通りに行ったらモンスター出ないってのがルールじゃないの!? なんでボク呼ばれて行ったのにボコられて泣いて帰らないとダメなのよォー!? かように、FC版の知識はあまり当てにせぬ方がとても良さそうです。


 と云う訳で死んで教会に帰ってきたついでにセーブして今回はここまでに。でも「このまま電源をお切りください」ってもう死語じゃないんだろうか。この世知辛いご時世についうっかりリセットボタンを押しながら電源を切ってしまう人間はとても少ないと思う。
 そして次回、井戸の底で待つ意外と小さいホイミンとの出会い!! いやああんな小さいとは思いませんでしたよホイミン。


△−−−−−■ドラクエひとつアト

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