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第62話「土功の怪・別解」
主人公「おなじみ最初にお知らせの時間です。今回は『土功の怪』のバッドエンドと云うことで、第51話から第57話までの展開を踏まえた上で、第58話の後半から入れ替わるカンジでお読みください。ただし今回は第56話での王蒼幻(わんそうげん)の侵入はなかったことになってます。でないとワーストエンドにならんので」
さくら「別にわざわざワーストエンドにしなくても…」
主人公「いやあやはりどうせバッドエンドを選ぶのなら可能な限りバッドにするのが礼儀と云うモノでしょう!! そういやとても関係ないですが筆者は『バッド』の比較/最上級を問われて『バッダー/バッディスト』と答えたクラスメイトが居ます。もちろんグッドは『グッダー/グッディスト』。ちなみに筆者は英語学科でした」
さくら「ソレは単にギャグだったんじゃあ…」
いやけどそのときは誰も笑わなかったし、ギャグとしたらなんかもうとても切ない。よしんばギャグとしてもこないだ徳光さんを泣かせたイケナイ男(…)ミスターの逸話、「I live in Tokyo」を過去形にせよと云われて「I live in Edo」と答えたステキセンスには勝てないのでボクはギャグとは認めません。もはやアメリカンジョーク(←アメリカに怒られます)。HAHAHAHAHAJOUBUDA!!(←途中からなんか変なモノに)これとは別に「SUMOMOMOMOMOMOMOMONOUCHI」とかローマ字で書くと実にしつこいことになってしまって大変です。
と云う訳でカオスシードにおいて救われなさで1、2を争うエンディングを脇目も振らず目指して今回はゴー。主人公が捜神死郎(そうじんしろう)と共に蒼宝殿の前に行って大僧正に会い、やだやだ開けちゃいやあんと云う大僧正に対して出る選択肢で「なんか隠してるのかしら?」とミルキーの味のするママのような優しさで応えずに、「なら、力ずくでも開けさせてもらうわよ!!」と賞味期限切れの納豆の味のするママのような恐ろしさで応えると一気にバッドエンドに向かうのだった。
主人公「なら、力ずくでも開けさせてもらうぜ!!」
大僧正「ふん、おもしろい。やれるものならやってみるがいい!! 後悔するなよ!!」
主人公「します!!」
大僧正「するの!?」
まあバッドエンドだし。で…今回の戦闘だが、大僧正に「空斬」(クリリンがナッパに対して使った気円斬みたいな仙術。悲惨なことに壁で跳ね返って何度もダメージが来るために一発で戦闘が終わることもある)連発されてとても大変なことに。いやあ普段自分が使ってる戦術なんですが、人にやられるとモノスゲェイヤなもんですね!!(…)このように、人にされてイヤなことをしないのが平和、するのが戦争です(←とても社会派な話題に)。
ともあれ多少苦労したものの大僧正を葬り、扉を開ける…と、中から例によってまた土功登場!! ソレを死郎に任せ、主人公は扉の中へ。んでもってここからは第59話と入れ替えるカンジでお読みください。
主人公「さくら!! 大丈夫か!?」
さくら「風水の乱れを治したのはおまえか……礼を言うぞ、ありがとう!!」
主人公「!! そっちが台詞間違えてどうするんだよ!?」
さくら「今から、死に行く貴様が知る必要はない!!」
主人公「なんか無理にごまかしてるし!!」
このように、ここまではグッドエンドと同じ展開なのだが、今回は蒼幻が登場しないので、天玲球の魔物によって意識を乗っ取られたさくら(以下ブラックさくら)はそのまま話しを進める。主人公と戦うそぶりを見せるが、ここではやりづらいだろうと云い、共に亜空間へと転移する。そこは、昏く淋しい空間…。
主人公「ここは!? 何のマネだ!! 人をこんな所にひきずりこんで!! さくらはどうした!!」
ブラックさくら「一応、ここにいるぞ。ただし、意識は私の中で眠っているがな…と云え、この身体は間違いなくさくらのものだ。きさまはどうも通常の人間とは異なる力を持つようだな…貴様が生きていると、何かとやっかいになりそうなんでな。ここで殺しておく」
主人公「そう、簡単に殺せるかな?」
ブラックさくら「簡単なことだ。この身体を使えばな」
主人公「くっ、つまり人質と云うことか…セオリー通りに行くのならここはやはり正義のヒーローをみんなで呼んで彼らがボコボコにされるのを見て少年は自分がやらなければとちょっと勇気を出して怪人に体当たりして隙を作るハズ!!(←どんなセオリー)よし、じゃあ助けて西湘戦隊MIXファイブ!!」
ブラックさくら「誰らですかソレは!?」
主人公「この西湘を守る愛と勇気と正義とカレーのヒーロー知らんのか!? 次回放映ではピンクとブラックのラブが元でブルーが文字通りブルーになって無敵の結束に亀裂が入るらしいぞ?」
ソレは面白そうだ!! ちなみにMIXファイブ(第58話参照)は呼んでも来てくれません。と云う訳で我らがヒロイン、さくらとのバトル開始。この日記でしか彼女を知らない方はまさかと思われるかもしれないが、実はさくらはとてもか弱いので主人公の容赦ない攻撃であっさりと倒れる。そしてこの世から消える。ソレだけだ。
主人公「さくら………すまない……」
声「顔見知りに容赦なく攻撃を加えるとは、なかなか見所のある男だな…」
主人公「だまれ!!」
声「そう、怒るな…どうだ? 私の片腕となって働くつもりはないか?」
主人公(こいつ、ヌケヌケと…)
ここまで来た以上、もう何をどうしてもバッドエンドなので、ここ選択肢の「ふざけるな!」/「それもいいな…」は赤字(シナリオ分岐に関わる選択肢)ではない。つまり、どちらを選んでもその先にあるは闇。地下七階のでーーーれーーーでーーーれーーーと云うなんかやたら低く長く間延びしたBGMの中で竜王に会って世界の半分をもらうかどうか聞かれたあの時と違って迷う必要はないため安心である!!(←そうか?)
主人公「それも、面白いかもな」
声「では、商談成立だな。これからはワシの右腕として、ワシに忠誠を誓うのだぞ…」
主人公「ああ…」
こうして、主人公は魔物の片腕となって働きはじめ、なんか街とか滅ぼしたりイロイロなことがあったりしたが、それはまた別の物語である…。と云う訳で次回、いよいよ待望の悪の洞仙ストーリー堂々開始!!
……しません。ってことで次回は「八面鏡」の別エンディングです。とりあえず「ドラクエ4」出る前に「最後の仙窟」終わらせたい…んですが無理です。あきらめてください(…)。ドラクエ4もこの型式で日記書くつもりなので、しばらくは同時展開のハズ…。
▲ひとつマエ■カオスシード■ひとつアト▼
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