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第57話「土功の怪・その七」


 そんなこんなで仙窟に侵入し、いざ主人公と対峙した雷漢(らいかん)は怪訝な顔を見せた。この洞仙、何処かで見た記憶がある…と戸惑っているうちに、主人公の方が先に気付いた。

 主人公「あんたは…雷漢!?」
 雷漢「そういう貴様は…あのとき(放課後みかん倶楽部第12話参照)の!!」
 主人公「いや…そのあのときはたぶん思い切って大違うと思う。って云うかリンク間違ってるし(正しいリンクは第46話です)。ともあれお久しぶりです」
 雷漢「何がお久しぶりか!! 本当にもうこの10話分を書くのに3ヶ月もかかりおってからにもはやお久しぶり過ぎるの何の!!
 筆者「ごめんなさいすみません」

 ってな訳でなんとなくバトル開始!! ともあれ例によって『空斬』の連発であっさり倒されると、雷漢は潔く負けを認めた。

 雷漢「今回はワシの完敗じゃ」
 主人公「今回も。だろォー?」
 さくら「ちょっと言い過ぎじゃないの? それ」
 雷漢「いやちょっとなのか!? とてもでなく!?」

 まあさくらさんだしーとスルーする…が。ここで誰もが予想しなかった事態に!! 次回ガチンコ放課後みかん倶楽部に嵐がって云うか今まさに日本列島に台風11号が吹き荒れています!!(←関係ねえ)
 で、何が起こったかと云うと、そのとき例の扉が開き、またしても土功(どこう)が出現したのだ!! ソレは不意打ちでさくらを弾き飛ばす!! 怒った主人公も一撃で土功を始末し、さくらに回復功を掛ける。幸いにたいした怪我はないようだが、ここで主人公はついにキレる!! ちなみにその割になんか台詞がとても説明的なので実は冷静なんじゃないか君。

 主人公「汚いぞ、お前達!! これが…これが、その武勇から人々に称えられた雷漢将軍のする事か!! 正面からじゃかなわないと判ったとたんに、背後から化け物をけしかけるなんて…ひきょう以外のなにものでもないじゃないか!! ちなみに俺のこの台詞の『ひきょう』は何故か平仮名で書かれてるので『卑怯』の他『秘境』や『比況』と云う可能性を鑑みてもOKですか?
 雷漢「いや聞かれても!? だが、今の化け物がワシの差し金だというのか!?」
 主人公「他に誰が居る!!」
 さくら「ライバルの悪徳洞仙(美男)とか」
 主人公「えっ居るのそんなん!?(←居ません)」
 雷漢「待て!! 誓っても今の化け物はワシのやった事ではない!! だいたいにして、あの化け物どもはおヌシが呼び寄せたのではないのか?」
 主人公「冗談じゃない!! 大地を甦らせるのが洞仙の使命なんだぞ!! それが何を好きこのんで、あんな害しかもたらさない化け物なんか呼ぶもんか!!」
 雷漢「…。おヌシの云うことを頭から信じるわけにはいかぬが…かといって、ウソを言ってるようにも思えんしな…少し調べてみる必要がありそうだな」


論より証拠。



 そんなこんなで雷漢は帰っていきました。この街で今、何が起こっているのか。真実は何処にあるのか。まだ誰も判らぬままに物語は続く。
 で、主人公たちが仙窟育成を続けるうちに、西湘の街はどんどん不穏になって行く。なお、この辺で街に行ってみるとまた街人情報が変わってたりするので、ヒマがあれば行くのもいいかもです。かつて旅に出たとされる西湘クイーン(第55話参照)だが、実は地下に連れて行かれたのを見た…とかはけっこう重要かも。
 そんな中、蘭陽院では、大僧正、雷漢、東天転(とうてんてん)が対策を話し合っていた。とにかく洞仙悪・即・斬としか云わない大僧正に、腑に落ちないながらも雷漢は納得したそぶりを見せ、一旦引き下がるが…。

 一方、地下の龍穴炉。急ピッチで仙窟育成を進める主人公たちの前に、またしても土功が現れた!! だが…何かが違う。色が違うとか背景が違うとかデータが土功2になってるとかではなく、もっとこう何かとてもあやふやに違う!!(←どう違うのか)

 さくら「おかしいわ。今までと違う」
 主人公「確かに、今までの奴らより強そうではある…かな? フフン、でもソレは出てくる敵のレベルは俺達のレベルに合わせて設定されてるからさ!! 」
 さくら「そんなステキな理屈で納得されても!? そんなんじゃなく、今度は、この邪精達だけじゃない。もっと…もっと大きな力が解放されかけてる!! …っ!? 何!?」
 主人公「さくら!? 何だ、何が起こっている!?」

 その瞬間、さくらの周りに得体の知れない力場が発生し、その中にさくらは飲み込まれ…消えた。これは土功の仕業ではない。もっと大きな力…。不吉なデジャブ。また俺は助けられないのか。ともあれ土功を片付け、主人公はさくらを探しに扉の中へ行く。そして蘭陽院の地下、蒼宝殿に辿り着くと、そこには捜神死郎(そうじんしろう)が待っていた。彼の云うに、開かないハズの扉(第54話参照)が開いて、さくらが妖怪に担がれて運び込まれて行ったそうである。とっさの事で助ける事はできなかったと云う死郎は、ここから主人公に力を貸してくれることになる。

 主人公「この扉の奥か…解封呪を使って開けるしか方法はないんだけど…」
 死郎「かい…ふ…なに?」
 主人公「なんかホラーなゲームに出てくる遺留品の日記の最後のページを今まさに読んでるのかあんたは!? 解封呪だよ。か・い・ふ・う・じゅ!! どんな扉でも一発で開ける洞仙の必殺技のひとつさ!! 一言で云うならアバカム(←云うなよ)
 死郎「なんだ。そんな便利なものがあるならわざわざ西の海の浅瀬なんか探すまでもなくさっさと使えばいいではないか」
 主人公「もう、これだから素人さんは困るよなあ。解封呪ってのは魔法使いのレベルが35…もとい龍穴炉にエネルギーが一杯に入ってないと使えないんだよ」
 死郎「り…りゅ…? なに?」
 主人公「りゅ・う・け・つ・ろ。龍穴(大地の心臓)につながる井戸さ。そこからエネルギーを入れることで大地は復活する(邪魔者が居なければだが)」
 死郎「とにかく、今のままではこの扉は開かないのだな? 意外と洞仙とやらも役に立たんもんだな。かっかっか」
 主人公「…」

 そう、さくらを助けるためにはまずは龍穴炉をエネルギー一杯にしなければならない。残すところはそう多くはないとは云え、募る焦燥を抑え、主人公と死郎は仙窟へと戻った!! 以下次回!! なお、このシナリオはあと2、3回ある予定で、「八面鏡」は結構短いハズ。


ひとつマエカオスシードひとつアト

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