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第１話「プロローグ」
ここは洞天福国、仙人と人間が共に暮らす地。ちょうど中世ヨーロッパでガリレオ・ガリレイと云うどうも受け狙いで名付けたんじゃないかと思われる名前の学者が迫害されたように、この国の仙人の中でも洞仙（どうせん）と呼ばれる者達は大地を滅ぼすといういわれのない汚名を受けつつ日夜大地のために戦うのであった…。まあこの辺、なんでそう思われてるのかとかはおいおいストーリーの中で書いていこう。
主人公「さて…まず俺の名前を決めねば」
このゲーム、正式名称と通常の名前がソレゾレ決められるのだが、筆者めんどくさいので両方同じにしてある。その名もジョニー（←『バロック』と同じやん）。…と最初書いたら「略称だと入らないんじゃ？」とつっこまれたのだが、実はそんなんすっかり忘れていただけなので気にしないでください…そうあれは買った当時。初プレイで「ジョニー」と名付けて（略称は確か『ジョニ』）始めたのだが、途中でなんか凄まじい後悔の念が襲いかかってきて無かったことにしてやり直したという切ない過去があるのです。
窟子仙「なにがジョニーですか！！ 本中華物でジョニーなんて『葵・徳川三代』に舶来物の亀のニンジャが出るよりすごい変ですよ！？ そんなんダメダメ！！」
ジョニー（仮）「…っち、これだから初期設定で名前がないキャラは困る！！ ドラクエ４コママンガ劇場の特にドラクエ５ネタなんて父親が息子を名前で呼ばないわその息子と妻も自分らの息子と娘を役職名で呼ぶわともはや家庭崩壊状態だし！！」
窟子仙「それは大きく無関係ですよ洞仙様！？ でもまあ、みなさんが読むにはそれがいちばん違和感無くて良いんじゃないでしょうか？」
いやドラクエ４コマは違和感ありまくってしょうがないのだが。まあともあれカオスシード、各プレイヤーがとてもカッコイイ中華名（とてもカッコイイ中華名の例：トントン、カンカン、リンリンなど）を付けてプレイしてた所にジョニーは幾らなんでもアレだろう。処で関係ないが中国では動物の名は同じ漢字が連続しないとダメと云う法律でもあるのか。トキの名前もアイアイとかシンシンとかそんなんばっかりである。まあ日本トキのネーミングよりはマシかもしれないが。実は例のキンとかミドリとかアオと云う名は単に捕獲されたときに付けられた識別環の色で、なんかユウユウ生まれたときの名前募集に勉強時間削ってまじめに考えて応募した小学生たちの夢が壊れていく音が聞こえるこのネーミングセンス。しかしよく考えるとゴレンジャーも日本トキと同じ理屈のネーミングのような気もする。
ちなみに窟子仙（くっしせん）は仙獣（せんじゅう：ハイカラな用語でいわゆる使い魔。十二支にソレゾレ陰陽で計24種）の一種で、子（ねずみ）の陽属性。京都産の電気ネズミに似てると評判だがこっちの方が古い。本編では世話女房役ばっかり。
ジョニー（仮）「仕方ないなー…じゃあ今から俺はその名も『洞仙様』だ！！ さあ遠慮せずに呼べ！！」
窟子仙「判りました洞仙『洞仙様』様」
洞仙様（仮）「…お前実は以外と素敵なやつだな…？ もういいよドラクエ４コマ式で」
窟子仙「あとヒロインさんの名前も今付けるんですが…」
主人公（決定）「ヒロインならクララかセーラでどうか？」
窟子仙「だから誰ですかソレらはッ！？ もっとこうちゃんと中華な名前出てこないんですか？」
実は初回プレス版にして最終プレス版カオスシードのおまけディスクでは、ヒロインは「さくら」と呼ばれている。声優が丹下桜さんだからかどうかはともかく、ちょうどいいので以下この日記でも「さくら」と云うことにしておこう。木之本でも春日野でも真宮寺でも「忍者じゃじゃ丸くん」でなまず太夫にさらわれる姫様でもなく単にさくらである。
窟子仙「ちっとも中華じゃないですが…まあいいでしょう」
主人公「なんだいなんだいさくらでいいならクララでもいいじゃん！！ それに永遠洞最後の敵のヒロイン２Ｐカラーはルララだしここはさくらと足して割ってちょうどクララでッ！！」
窟子仙「第１話でいきなり最終シナリオのしかも最後の話ししないでください！！ それに足して割ったらサルラとかになるかもですよ？」
ソレはなんかすごい嫌だ。と云うわけで名前決定である。なお、各仙獣は基本的に種族名で書いていくことにするのでご了承。
窟子仙「さあ名前も決まったところでいよいよシナリオ１に…って、なんでこんなネタで既に一話分終わってるんですか！！」
主人公「さあ…」
筆者も判らん。まあともあれ次回からいよいよシナリオごとの体験記、乞うご期待！！ ちなみにグッド／バッドエンドは必要に応じて別々に書いたりしますので、気長におつきあいくださいまし。いちおう複雑怪奇な平行世界での交錯も理解できるように書き進めていく予定です。
△−−−−−■カオスシード■ひとつアト▼
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